いろいろな職種を経て、やりたい仕事にたどり着いた(リコージャパン)

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事業計画、秘書、商品の販促など、さまざまな職種を経験してきた瀧瀬さん。「自分で企画して実践したい」という思いから、現在のお仕事にたどり着いたそうです。その経緯や「今までのキャリアが現在のお仕事にどう役に立っているか」について、お聞きしました。(2011年1月時点の情報です)

幼いころから「長く働き続けたい!」と考えていた、瀧瀬さんのワークスタイルとは?

現在のお仕事の内容を教えてください

現在は、営業革新部という部署の所属です。営業の皆さんが、お客様により良い提案や関係づくりができるよう、サポートするのが役目です。「どのようにお客様に接するか」「どういった情報でアプローチするか」などのプロセスを変革し、より効率よく営業活動できるような仕組みづくりをしています。

具体的には、どうやって仕組みを作っているのですか?

販売実績や顧客データの分析、営業部門へのヒアリング、社内の方針などを総合的に判断して、仕組みを作っています。重要な項目は社内の顧客管理のシステムに蓄積し、それらを必要に応じてターゲティング等に活用して営業効率を高めます。そのための社内インフラを構築する仕事にも携わってきました。

現在のお仕事に就くまで、どのようなお仕事を経験してきましたか?

入社当初は、全社の事業計画の担当でした。経費、売上などを表にして「会社がどのくらい利益を上げているか」といった内容をまとめる仕事です。2年ほどで異動し、秘書業務につきました。社内のパイプになる仕事なので、人との出会いも多く、周りの人々のサポートも感じることができました。しかし「自分でプロジェクトを企画して、実践したい」という想いを抱くようになり、上司に異動願いを出して、商品の販促を行う部署に移りました。ここで商品の実績管理などをするうちに「顧客情報を利用するためのインフラを作ろう」という企画が持ち上がりました。そのスタッフに手を挙げて社内インフラの構築に携わった後、現在の部署に移りました。

さまざまな職種を経験してプラスになったことはありますか?

意見を聞ける人脈ができたことが、現在の仕事でプラスになっています。それと、事業計画の部署にいたおかげで「全社でどんな部門があるか」「どの部門でどの商品が売れているのか」など、会社全体の仕組みがわかったことも大きいと思っています。最初から今の部署に配属されたら、全社の仕組みがわからずに苦労したでしょうね。

瀧瀬さんの学生時代と、メーカー業界を目指した理由を教えてください

学生時代は、アルバイトや、サークル、専攻していた歴史の勉強など、のんびり過ごしていましたね。歴史は、幼いころから大好きでした。高校時代、歴史をドラマのように魅力的に話す先生に出会ってより好きになり、大学では「イスラム現代史」を研究していました。

当時は、自分のやりたい仕事がはっきりと決まっていませんでした。だからいろいろな職種を経験して、やりたい仕事を探したいと思い、「物を作るところから、売るところまで」すべてに携わるメーカーを選びました。また、モノづくりは、社会に出ていく“モノ”に自分の思いを乗せられるので、とても夢があると思ったんです。

では、リコージャパンに入社を決めたきっかけは何ですか?

私の母は、パートタイムでしたが、会社で経理を担当していたんです。母から「女性でも働き続けるように」と言われ育てられたこともありますし、私自身、働く母の姿を誇りに思っていました。だから、就職活動時は「長く続けられる会社」を希望しました。そんな中、リコーにOG訪問した際に偶然、お腹の大きな女性社員が通りかかったんです。その姿を見て「女性でも長く働ける会社なのかな」と感じたんです。また、大卒は男女問わず総合職採用をしていたことも決め手の一つとなりました。

「自分の希望を伝えるのも、ときには大切」~瀧瀬さんの仕事観とは?

実際、仕事をする上での面白さ・苦労を教えてください

私の職種は、営業向けに企画を作り実践していただく仕事です。「自分の企画で実際に動く人」がいるので、責任とやりがいと感じています。営業の方々はノルマのある中、私たちの考えた施策で成果を出そうとしているので、気が引き締まります。

逆に「良いだろう」と思って企画した仕組みが活用されないときは、悩みます。そういうときには、営業経験者に話を聞いたり 、営業部門の担当者に連絡して現場の反応を聞く機会を設けるようにしています。他にも、トライアルで施行して、成果が出てから実行するように工夫しています。

仕事をしていく上で心がけていることは何ですか?

「最初の目的を忘れない」ということです。企画を立てるときは、いろいろな人の意見や会社の方針など取り入れて進めるため、何が良いのか迷うことがあります。そんなとき「どうして自分はこれをやろうと思ったのか」と、最初に立ち戻ることが大切だと思っています。

また、朝は笑顔で会社に向かうようにしています。5年くらい前、「注射を打つときに、作り笑顔を浮かべると痛く感じない」とTVで言っていたんです。そういう気持ちでいたら、辛いことも乗り越えられると思うんです。仕事は、一人でしているわけではありません。協力してくれる人たちの中、一人で暗い顔をしていると申し訳ないので、家に帰ったらリフレッシュするようにしています。

では、瀧瀬さんにとって仕事とは何ですか?

私にとって、ある意味当然のことです。生活の一部であり、社会人として「二本の足で立っている」と実感できるものです。私が仕事を続けていられるのも、周りの人々や機会に恵まれているからだと思います。それなら、当然仕事をしていくべきだと思っています。

仕事と家庭の両立、プライベートではどのように過ごしていますか?

夫とはときどき待ち合わせをして、食事に行きます。休日は共通の趣味であるテニスをして、ストレスを解消していますね。私は子どもがいませんので両立はそれほど苦労していませんが、リコーには出産や結婚を機に辞める女性社員がほとんどいないのです。そこが良いところだなと思いますね。

瀧瀬さんのこれからの夢は何ですか?

まず、仕事面では、現在の国内での取り組みをグローバルに展開する仕事をしたいと思っています。それと、プライベート面では、夫と海外旅行に出かけたいですね。現在はGWなどを利用して旅行に行きますが、二人とも退職したら海外に長期滞在したいですね。

最後に、これから就職活動を迎える学生にメッセージをお願いします

私が今の職種に就けたのには、二つのきっかけがあります。一つ目は、上司に「秘書を辞めたい」申し出たこと。二つ目は、「顧客情報のインフラを作ろう」という企画が出たときに「やりたい!」と手を挙げたことです。会社に入ったら、自分で企画して自分の考えたものを世の中に出したいと思っていました。だから、現在、自分で戦略を打つ部署に行くことができ、とても良かったです。自分の意思を伝えることは勇気の要ることですが、ときには自分の希望を伝えることも大切だと思います。

インタビューを終えて( 学生記者:佐藤百合)

「自分で企画して、実践したい」「自分の希望を伝えるのも、ときには大切」と語る瀧瀬さん。主体的に行動する自立心と、芯の強さを感じました。いろいろな職種も経験され、新しい環境で苦労も多かったと思います。そんな中、常に自分を磨き、現在のお仕事で活躍されている姿がとても魅力的でした。ありがとうございました。

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About Author

ハナジョブ学生記者

2008年〜2016年までの学生記者たち

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