背伸びはしない。でも、請けた仕事はやりぬく。(テレビ朝日)

2

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

誰もが一度は憧れるマスコミ業界。その中でもとても狭き門である大手、テレビ朝日に入社された岡本さん。入社当時女性では少なかった営業職を経験し現在では課長として活躍中。仕事に家庭にと両立されている岡本さんのワークスタイルとは?!

利益の8割を支える営業!課長として活躍されている岡本さんの仕事とは?!

現在のお仕事内容を教えてください。

1年位前までは、外回りの外勤として営業活動をしていたんですが、現在は予算や数字の管理、社内の調整をする仕事をしています。

これまで経験してきたお仕事の内容を教えてください。

現在の部署に配属される前は、10年以上外回りの営業をしていたんです。スポンサーを訪問し、日々ヒアリングします。「どんなキャンペーンが一年間に予定されていて、どのくらいの量のテレビ広告費を使って、いつの時期にやっているのか」というリサーチをすること、それをいかにテレビ朝日にいただくか・・という仕事ですね。

スポンサーからCMをいただくためにどのように営業をするのですか?

広告を打つ媒体としてはテレビも新聞も雑誌もあり、またテレビ局もいくつかあるので、その中で選ばれる局にならないといけないんです。例えば、広告の予算として3億あり「テレビCMに1億使います」と言われたときに、その1億をいかに増やすか? をスポンサー様と話しをしながら決めていくんです。ある意味、イス取りゲームに近いですね!

今は企業もシビアで、コスト効率も大切ですし、CMだけでなくイベントやクロスメディアの提案も必要です。携帯やパソコンが普及し出した頃から、地上波だけでなく、クロスメディアの展開が求められることも多くなってきましたね。

営業の際に工夫していることはありますか?

営業の仕事は「相手が何をして欲しいか」がわかれば、「して欲しいことを叶える」だけなんです。番組制作で考えることは「見る人が何を見たいか」ですが、営業の場合は「情報を蓄積し、スポンサーにどのように発信していくか」なので、そんなに難しいことではないんですよ。でも、信頼がなければ重要な情報も得ることが出来ませんし、発信していくことができません。そのため工夫している点としては、信頼関係を築いていくことですね。

岡本さんが現在の会社に入社を決めた経緯を教えてください。

「マスコミュニケーション論」を専攻していたので、漠然とテレビの仕事がしたいと思っていました。アウトプットとしてはCMがいいかな・・という漠然とした思いがあったので、広告会社を中心に受けていましたね。他にも雑誌、テレビなどいろいろ受けました。
最終的に雑誌などからも内定を頂いたのですが、やはりテレビに興味があったので、テレビ朝日に決めましたね。

テレビでこれがしたい!という強い思いはあったのですか?

当初は、広告会社でCMを作りたいという思いや、ドラマを作りたいという思いもあったんです。でも、洋服もそうですが、自分で似合うと思っているよりも、人に似合っていると思われるものがあるならそれでもいいと思うんです。なので、与えられた営業の仕事を続けています。それでも、制作に行きたいという思いはありましたね。今もありますけど。

岡本さんは大学時代、どのように過ごされていましたか。

学生時代はバイトに遊びにという生活を送っていましたね。当時はバブルだったので、六本木のディスコに行って遊んでいましたよ(笑)。また、映画が好きだったので映画の3本立てを見に行ったりしていました。

授業は休むこともありましたが、友達とテスト前に集中・工夫しながら勉強していたので、かなり成績が良く、面接でも驚かれるほど優秀な成績でしたけど(笑)。

現在の仕事の楽しさを教えてください。

基本的には好きなテレビに関する仕事なので、楽しいですね。時代に応じて仕事の内容や大きさは変わってきますが、自分の中で無理はせず、少しだけ大きな仕事をするようにしています。やはりテレビは自分が作ったものが見られるので面白さを実感できますよ。

岡本さんにとって仕事とは何でしょうか?

生活の一部ですね。仕事するのは、お金のためということもあります。しかし、お金だけのためだったら仕事はあまり面白くないと思うので、それ以外にも得るべきものがあるのでやっているんでしょうね。
育児休暇を取得した時、1日中話す人がいないので、どうでもいいことやつまらないことを考えてしまうことがありました。それが自分にとってストレスでしたね。仕事をすることで、充実した時間を送ることができていると思います。

自身の出産と時代の流れから、効率的な働き方へ

仕事で工夫されたことはありますか?

当時、営業職で結婚して子どもを産んだ人がいなかったので、上司もどうしていいか分からなかった部分があったようです。復帰後すぐは、「子どものために早く帰ってやれ!」なんて言われてたので、ラッキーと思ってたんですが、1ヶ月もたたないうちに、いつのまにか仕事がふられており・・あれは何だったんだろうと(笑)
でも、自分でやりきれない仕事は無理せず、周りに振るようにしています。背伸びしてまで仕事を取るということや、何かを犠牲にしてまで仕事をするということは基本していないです。けど最低限給料分働くという気持ちは常に持っています。

それでは、家庭での工夫も教えてください。

基本的に「どこまでやるか」の問題なんですよね。私の場合は、朝は掃除に洗濯・夜ご飯のしたく、それに部屋をまあるく掃除機してます。週2回来てくれる母に掃除をしてもらったりしているので家事については出来る範囲、手抜きでやっていますよ。
見なかったことにする・・という技も時には必要です。

ストレス解消法がありましたら教えてください。

自分の中でストレスはあるのかもしれないですが、他の人と比べるとないかもしれないですね。子どもと話しているとストレスなんて馬鹿らしくなってしまいますね。しいて言えば、料理をするのが気分転換になるかもしれません。

将来の夢、目標を教えてください。

今は自分のために時間を割くということがなかなかできないので、腰をすえて何かする時間が欲しいですね。例えば、文章を書くのが好きなのでコラムニストとかいいですねえ。
ナンシー関さんの座を狙ってます(笑)

人生は無駄の積み重ね

これから同じ職業に就きたいと思っている人にアドバイスをお願いします。

面接のために研究会に入ったり、エピソードを作ったりしている人をみると時間がもったいないと思うんです。働くというのであれば、面接には関係ない「今しか出来ないこと」をしたほうがいいと思います。
就職は長い人生のワンステップなので、ご縁のない会社に自分をねじ込む必要はないと思います。結果、落ち着いたところが自分にとって一番良い会社なのだと思えるようなコンディションでいたほうがいいのではないでしょうか。「自分のため」に「今しかできないこと」をいっぱいやっていったほうがいいですよ。

学生へのメッセージ

何でも決めすぎると崩れたとき、方向転換しにくくなってしまうので、局面で気持ちを切りかえることが大切だと思います。自分の希望通りにいくことがいいとは限りません。結果を受け止め「それがベストだったんだ」と思えるような切り替えをして、受け入れることもいいかなと思います。
就職活動する上では、「仕事は何のためにするのか」、「就職は何のためにするのか」を自分中で持っていたほうがいいですよ。そして、時間がある今しかできないことをやるべきですね。

インタビューを終えて( 学生記者:鈴木陽子)

岡本さんは聡明でとても明るく、パワーと実力を兼ね備えた方でした。自身の生き方を「ケセラセラ」と例えられていたのですが、そこには、どんな環境におかれても柔軟に対応できるすごさがあると感じました。これから就職活動や就職をするハナジョ達のパワーになること満載のインタビューでした。岡本さんありがとうございました!!

Share.

About Author

ハナジョブ学生記者

2008年〜2012年までの学生記者たち

2件のコメント

  1. Pingback: 営業を目指す就活女子が読んでおくべき記事5選|ハナジョブ

  2. Pingback: マスコミ・メディア業界を目指す就活女子が読むべき記事 5選(テレビ編)

Leave A Reply