最初に考えることは「お客様に求められているものは何か」ということ。(全日本空輸)

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国際的な業務に携わることを希望し全日本空輸(ANA)に入社した大山さん。現在1児の母でもある大山さんは、仕事と家庭をどのように両立しながら頑張ってきたのでしょう?(2009年8月の情報です)

「仕事が楽しい!」そう語る大山さんのワークスタイルとは?

現在のお仕事内容を教えてください

国際線運賃のプライシング・運営、および欧州系航空会社との精算契約交渉業務をしています。
またIATA(国際航空運送協会)などの国際会議に参加し、運賃計算規則関連の諸調整も担当しています。

では現在の仕事に就くまでにどのようなお仕事をされてきたのでしょうか?

1996年に入社し、国際線予約センターに配属されました。その1年後にフェアデスクに移り、運賃計算を専門的に行う部署で国際運賃計算の専門スキルを習得しました。
1999年にシンガポールに実務研修生として赴任。アジアマーケットの多頻度旅客向けマイレージサービスセンターの立ち上げに携わりました。
その後、現在の業務に10年携わっています。

大山さんは学生時代はどのようにすごされていたのですか?

高校時代1年間アメリカに交換留学をし、それ以来異文化交流に強い興味を持つようになりました。大学では新しいことがしたいと思って、新設された環境情報学部に進学しましたが、実はITはそれほど得意ではありませんでした(笑)
大学時代はスペイン語短期留学や、自分が高校時代お世話になった留学団体にてボランティア活動などを行いました。あとはアルバイトで英語を使う機会があり英語力を磨くようにしていました。普通に大学生していたという感じです。(笑)

現在の会社に入社を決めた理由は何だったのですか?

高校時代の交換留学の経験から、民間レベルで日本と諸外国の橋渡しとなるような仕事に就きたいと思っていたので、就職活動中は国際機関や航空会社、旅行会社、商社などを受験しました。もちろん飛行機が好きと言うこともありましたが、面接時に学生に対してもきちんと敬語を使うなど社員の対応がとても丁寧で、サービス業として人を大切にする精神が社風に表れており、この中で一緒に働きたいと、現在の会社に決めました。

仕事の楽しさと苦労を教えてださい

楽しさは何といっても、商品がマーケットにでて、形として残ることですね。私が入社した当初はまだそれほど売られてなかった国際線運賃の商品が、自分の部署で試行錯誤して企画・他部署と連携し、それが時代の流れにのり、テレビCMを打ち出してもらえるほど成長して、世の中に認知されるようになったことはとても嬉しかったです。

苦労というほどではないですが、外資系航空会社との契約の交渉が難航する時があります。会社の方向性との折り合いがつかないこともあるので、いかに双方がWin-Winの関係になれるかが、中々難しいところです。

ANAは、若いうちから一人で仕事を任されることが多いので、契約交渉やIATA会議の場に一人で参加することも多く、責任とやりがいが大きいですね。他社は、何人も参加する会議に私一人が参加するので、ますます責任とやりがいを感じます。

「仕事は大山亜希子でいられる瞬間」~大山さんの仕事観を徹底分析!

大山さんが仕事において心がけていることは何でしょうか?

大先輩からずっと言われてきたことですが、まず第一にお客様のこと、次に収支のこと、最後に運用のしやすさを考えるようにしています。最初に考えることは「お客様に求められているものは何か」ということですね。

大山さんにとって仕事とは何でしょうか?

今3歳になる子供が居りますが、家や保育園では「ママ」と呼ばれることが多く、プライベートでは私自身であること以上に「●●くんのママ」としての存在の方が、比重が高くなってきています。

一方、職場では、「ママ」ではない「大山亜希子」でいられ、ほかの誰でもない本人としてのパフォーマンスが求められます。会社は自己を実現していく場だと思っています。

では大山さんは仕事と家庭をどのように両立されてきたのでしょうか?

1年半の育児休暇を経て復職しましたが、その直後に夫が単身赴任になってしいました。しかし幸いなことに、短時間勤務制度を利用していたことで新しい生活にも慣れ、両立できています。子供が病気になった時が最も困るのですが、両親や病児保育にお世話になっています。何より、職場の皆さんの理解が得られていることが、最も幸せなことだと実感しております。

育児休暇中はそれはそれでとても楽しい時間を過ごしたのですが、元来がじっとしていられない性格なので、このまま目的意識のない生活がずっと続くとなると自分がだめになる!と思いました。だから育児休暇中は早く職場に戻りたかったです(笑い)。今の仕事はやりがいがあり楽しいので、仕事をやめたいと思ったことは一度もありません。

では大山さんの休みの日の過ごし方、ストレス解消は何ですか?

休みの日は子供と公園に行ったり、プールに行ったりしています。ストレス解消は足掛け10年のフラメンコでしょうか、妊娠8カ月までやってました。(笑)最近また復帰して楽しんでいます。

大山さんの将来の夢は何でしょうか?

私生活では、家族が増えてにぎやかな家庭ができると良いなと思っています。職場では、これまで培ってきた専門スキルを役立てていきたいです。家庭と仕事の両立を続けて、自分自身も成長し続けていきたいと思っています。

では女子学生に対して何かメッセージをお願いします。

就職活動をされている方には、面接でうまくいかないこともあるとは思いますが、それは縁がなかっただけであり自分に対する自信を失わないでほしいと思います。また、自分に自信がもてるようなコアな何かを身につけることも大切ですね。
私自身、学生時代にもっと学生の本業である学業面で形に残る活動をしておけばよかったと思ってます。

インタビューを終えて( 学生記者:中並沙緒理)

「仕事は楽しい!」と笑顔で語る大山さん。仕事と家庭をうまく両立していて、正に学生の私にとって理想的な姿でした。これからも、育児と仕事をうまく両立して頑張ってください。大山さんありがとうございました。

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About Author

ハナジョブ学生記者

2008年〜2016年までの学生記者たち

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